500名以上の応募者の中から、2人の小学生が夢を掴んだ。
小学生プリンセスアイドルグループ「ひめらぶ」の追加メンバーオーディションが、2026年4月18日(土)の最終審査結果発表会をもって決着した。約5ヶ月間・全9回にわたって公式YouTubeで配信されてきたドキュメント形式のオーディションを勝ち抜いたのは「せあん」と「るな」の2名。ひめらぶは新たに7人体制での活動をスタートさせた。
デビュー曲「100パーセントだいちゅっき」のTikTok再生数1,700万回突破・元AKB48・HKT48・NMB48メンバーがゲスト審査員として参加という話題性で注目を集めてきたこのオーディションの全容と、現在のひめらぶをまとめて整理する。
ひめらぶとはどんなグループか——基本情報
ひめらぶは、株式会社HJ(エイチジェイ)が2025年に結成した小学生6人組プリンセスアイドルグループ。グループ名は「姫」と「LOVE」を組み合わせた造語で、「夢と可愛さを届けるプリンセスアイドル」をコンセプトに活動している。メンバーはそれぞれ異なるプリンセスカラーを担当し、個性豊かな小学生たちが「同世代の憧れの存在」として活動するスタイルが特徴だ。
デビュー曲「100パーセントだいちゅっき」は、しなこや竹下パラダイスの作品で知られるNOVECHIKAと、二度のレコード大賞受賞歴を持つTETTAが制作。MV再生数50万回・TikTok動画再生数1,700万回を突破し、デビューから大きな注目を集めた。小学生アイドルグループとしては異例の規模のオーディションと、本格的な制作陣による楽曲が、ひめらぶを「本気の小学生アイドル」として業界内外に認知させた。
追加メンバーオーディションの全容——5ヶ月間・9回のドキュメント
2025年10月12日から11月16日にかけてエントリーを受け付けた追加メンバーオーディションには、500名以上が応募した。全9回のオーディション配信は公式YouTubeチャンネルにてドキュメント形式で公開され、候補生たちの成長と涙・笑顔がリアルタイムで視聴者に届けられた。
オーディションのスケジュールは以下の通りだ。
・2025年10月12日〜11月16日:エントリー受付
・2025年12月:二次審査
・2026年1月〜2月:三次審査
・2026年3月〜4月:最終審査
・2026年4月18日(土):最終審査結果発表会(原宿ベルエポック)
・2026年4月22日(火):最終結果発表
各回のオーディション配信には、元HKT48・朝長美桜、元AKB48・高城亜樹、元NMB48・渡辺美優紀という元アイドルグループのレジェンドたちがゲスト審査員として参加。配信ナレーションはティーンのカリスマ・あいさ(eggモデル)が担当し、「プロの目線から小学生の夢を評価する」という緊張感のある演出が話題を呼んだ。
波乱の最終審査——碧井絢花の欠席とフォーメーション変更
最終審査の直前、ひめらぶに予期せぬ出来事が起きた。当時メンバーだった碧井絢花がイベントを欠席することになり、7人体制から6人体制への急遽の変更が実施されたのだ。
ダンスのフォーメーションと歌割りを一から作り直すという試練が、候補生たちにも降りかかった。合同レッスンでは新しい立ち位置の確認に時間を要し、振り付けの練習が半分までしか進まず、メンバーの間に「やばい」という焦りが広がった。しかし候補生の一人・こはるが「みんなが努力しているから頑張りたい」と語り、候補生たちは「絶対にひめらぶになる」という強い決意で本番に臨んだ。ライバルであり仲間でもある少女たちの絆が、オーディション終盤の最大の見どころとなった。
新メンバー決定——せあん・るなの2名が合格
2026年4月18日(土)、原宿ベルエポック第2校舎イベントホールで開催された最終審査結果発表会。現役メンバーのラリッサ・ましろ・りりぴ・かんなの4名が出演し、MCに福井テレビアナウンサーの福山千奈、ゲスト審査員に元NMB48の渡辺美優紀が参加した。
課題曲として新曲「サンクちゅ」を披露した候補生4名の中から、最終的に合格したのは「せあん」と「るな」の2名だ。
プロジェクトディレクターの堀下奈津子は合格者2名にこんな言葉を贈った。「みんなすごく堂々としてました。レッスンの成果を出そう、いいステージにしようという意思が感じられたいいステージでした。せあん、るなおめでとう!これからオーディション以上に辛いこと大変なことあると思うけど、それを乗り越えられる2人だと思ってます」。500名超の応募者から5ヶ月かけて選ばれた2人が、ひめらぶの新たな歴史を作り始める。
7人体制の現在——新曲「サンクちゅ」も配信中
せあん・るなの加入により、ひめらぶは現在7人体制での活動をスタートさせた。最終審査の課題曲として初披露された新曲「サンクちゅ」は2026年5月12日に配信リリース済みだ。「感謝(thank)」と「ちゅ(cyu)」を組み合わせたタイトルが示すように、ファンへの感謝をテーマにした楽曲となっている。
📝 ひめらぶ公式サイト:himelove-official.com 公式Instagram:@himelove_official
考察|ひめらぶのオーディションが注目を集めた理由
小学生アイドルのオーディションがここまでの規模と注目を集めた背景には、いくつかの設計の巧みさがある。
■ ドキュメント形式の配信が「物語」を生んだ
全9回・約5ヶ月間にわたるオーディション配信は、単なる「審査結果の発表」ではなく候補生たちの成長・涙・友情をリアルタイムで届けるドキュメンタリーとして機能した。視聴者が「あの子に受かってほしい」という感情移入をしながら追える設計が、配信の継続的な視聴と拡散を生んだ。
■ 元アイドルのレジェンドが審査員という説得力
朝長美桜・高城亜樹・渡辺美優紀という元アイドルグループのレジェンドたちがゲスト審査員として参加したことは、「本格的なオーディション」という信頼感を生んだ。小学生の候補生たちがプロの目線で評価されるという構図が、グループの本気度を伝えることに成功している。
■ TikTok1,700万回という数字が証明する拡散力
デビュー曲「100パーセントだいちゅっき」のTikTok再生数1,700万回という数字は、小学生アイドルグループとしては異例の規模だ。この数字が示すのは、ひめらぶが「小学生のファン」だけでなく「TikTokを見る幅広い層」に届いているということだ。新メンバーのせあん・るなが加わった7人体制のひめらぶが、この勢いをさらに加速させるかどうかが今後の注目点だ。
500名の夢の中から2人が選ばれた。7人になったひめらぶの次のステージが、今始まろうとしている。


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