「新たなフェーズの始まりを、ぜひ楽しみにしていてください」——その言葉が、すべてを物語っている。
2026年5月18日、Number_i(平野紫耀・神宮寺勇太・岸優太)がアメリカの名門音楽レーベル「Atlantic Records(アトランティック・レコード)」とのレーベル契約締結を発表した。今年2月のWME(世界最大手エージェンシー)とのエージェント契約に続く今回の発表で、Number_iのグローバルリリースおよび世界規模での音楽展開に向けた体制が整った。
SNSでは「日本のアイドルがAtlantic Recordsって信じられない」「ついに本当の意味で世界に出るんだ」という声が溢れ、Number_iのファン(iLYs)だけでなく音楽ファン全体が沸いている。
Atlantic Recordsとはどんなレーベルか
Atlantic Recordsは、Warner Music Groupの一大レーベルだ。1947年にニューヨークで設立された同レーベルは、アレサ・フランクリン・レッド・ツェッペリン・フォーシーズンズといったレジェンドアーティストから、エド・シーラン・ブルーノ・マーズ・ロゼといった現代の世界的スターまでを擁する音楽界の名門中の名門だ。
このラインナップにNumber_iが名を連ねることになった。「日本のアイドルグループがAtlantic Recordsと契約する」という事実は、K-POPアーティストの台頭によって切り拓かれてきたアジアの音楽の世界進出という潮流の中でも、際立って大きな一歩だ。
WME契約→Atlantic Records契約——「世界体制」が完成するまでの流れ
今回の契約は突然ではない。Number_iは段階的かつ着実にグローバル体制を構築してきた。
・2024年4月:アメリカ最大規模の音楽フェス「Coachella Valley Music and Arts Festival」に出演。日本のアイドルグループとしては異例の舞台で世界に存在を示した
・2026年2月:世界最大手の総合タレント・エージェンシー「WME」とエージェント契約を締結。ビヨンセ・テイラー・スウィフトらを擁するエージェンシーとの契約が大きな話題を呼んだ
・2026年春:メンバーがロサンゼルスのAtlantic Records本社を訪問。経営陣との6ショット写真も公開され、すでにアメリカでの楽曲制作に着手していることが明かされた
・2026年5月18日:Atlantic Recordsとのレーベル契約を正式発表
WMEで「世界への扉を開き」、Atlantic Recordsで「世界に音楽を届ける体制を整えた」——この2段階の契約によって、Number_iのグローバル展開は名実ともに完成した。
Number_iのコメント全文
契約締結にあたり、Number_iはファンへ向けて以下のコメントを発表した。
「今回、アメリカのレーベルAtlantic Recordsと契約させていただきました。Atlantic Recordsと共に僕たちの幅がどこまで広がるのか今から楽しみです!僕たちの楽曲が多くの人たちに届けられるよう頑張ります。今後とも応援よろしくお願いします!」
「楽しみです!」という言葉の軽やかさの中に、3人の本気の覚悟が滲んでいる。LAのスタジオでアメリカの楽曲制作にすでに着手しているという事実が、この「楽しみ」の重さを裏付けている。
Number_iとはどんなグループか——デビューから現在まで
Number_iは、平野紫耀・神宮寺勇太・岸優太の3人が2023年10月15日に結成し、2024年1月1日にデビューシングル「GOAT」でデビューした男性アイドルグループ。所属はTOBE(代表:滝沢秀明)。
3人はいずれもKing & Princeの元メンバーで、グループ脱退・退所を経て新たな舞台としてTOBEを選んだ。デビュー直後からBillboard JAPANのHot 100でチャートインし、Coachellaへの出演・NHK紅白歌合戦2年連続出場・ビルボードDLソング首位獲得と、デビュー2年余りで前例のない軌跡を重ねてきた。
最新リリースは2026年4月27日発売の3rdシングル「3XL」。「規格外の大きな愛」をテーマにした楽曲で、デジタル・CD両方でチャート1位を獲得した。Atlantic Recordsとの契約により、この「3XL」以降の楽曲が世界に向けてグローバルリリースされる体制が整った。
2026.04.27 00:00
— Number_i official (@number_i_offic)
3rd Single「3XL」リリース https://x.com/number_i_offic/status/2048416818633809930
今後の活動予定
・2026年5月29日(木):「to HEROes ~TOBE 3rd Super Live~」Prime Video配信
・2026年7月:ファンミーティング@大阪城ホール
・2026年8月:ファンミーティング@TOYOTA ARENA TOKYO
・今後:Atlantic Recordsを通じたグローバルリリース予定(詳細は随時発表)
📝 Number_i公式サイト:tobe-official.jp/artists/number_i 公式X:@number_i_offic 公式Instagram:@number_i.official
考察|「日本のアイドル」がAtlantic Recordsと契約した意味
今回の発表が持つ意味を、少し掘り下げておきたい。
■「K-POP後」の地図を日本から書き換える可能性
K-POPがBTS・BLACKPINKを通じて世界の主要レーベルとの契約を実現させてきたように、Number_iは日本のアーティストとしてその次の扉を開こうとしている。Atlantic Recordsという「音楽の殿堂」とも言えるレーベルとの契約は、単なる商業的な話ではなく「日本の音楽が世界の音楽シーンの中心に立てる」という証明でもある。
■ TOBEという事務所の戦略的な先見性
滝沢秀明が設立したTOBEは、設立当初から「日本だけでなく世界を目指す」というビジョンを掲げてきた。WMEとの契約・Coachellaへの出演・Atlantic Recordsとの契約という一連の流れは、偶然ではなく明確な戦略の結果だ。「アイドルの世界進出」を本気で設計し、実現してきたTOBEというプロジェクトの成果が、今日の発表に凝縮されている。
■ 次に来る「世界向け楽曲」への期待
LAでの楽曲制作にすでに着手しているという事実が意味するのは、「世界向けに作られた新しいNumber_i」がまもなく届くということだ。「GOAT」「GOD_i」「3XL」という国内リリース楽曲の延長線上にありながら、世界のリスナーを意識した音楽がどんな形になるのか。Atlantic Recordsのプロデューサー・エンジニアと組んだ新曲が、日本のアイドル音楽の可能性をどこまで押し広げるのか——その答えを待つ時間が、今始まった。
「新たなフェーズの始まりを、ぜひ楽しみにしていてください」——その言葉通り、Number_iはいよいよ世界へ出発する。


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