切り抜き動画が止まらない。
SixTONESのTBS初冠番組『6SixTONES(シックスストーンズ)』が、2026年1月12日の初回放送以来、ファンのあいだで静かに、しかし確実に評判を上げている。「自由すぎる」「昔のジャニ感がある」「こういう番組を待ってた」——Xやタイムラインに流れてくる切り抜きと感想が、SixTONESをあまり知らない層にも番組の空気感を伝え始めている。
4月29日に放送された第3弾では、嵐の二宮和也がゲスト出演。「嵐はなくならない。絶対なくならないよ」という発言がSNSで拡散し、嵐ファンとSixTONESファン双方から感動の声が届いた。この番組、一体どんな内容なのか。3回分をまとめて整理する。
SixTONESとはどんなグループか
まず、SixTONESというグループを簡単に紹介しておく。
SixTONESは、ジェシー・京本大我・松村北斗・髙地優吾・森本慎太郎・田中樹の6人からなる男性アイドルグループ。STARTO ENTERTAINMENT(旧ジャニーズ事務所)所属で、2020年1月22日にSnow Manと同日にデビューした。デビュー曲「Imitation Rain / D.D.」はX JAPANのYOSHIKIが手がけ、初週売上100万枚を超えるという異例のスタートを切った。
メンバー全員が中高生時代から芸能活動をしており、ジュニア時代からの信頼関係が厚い。ロックテイストの楽曲を軸にしながら、バラエティ・ドラマ・ミュージカルと個々の活動でも存在感を放っている。2026年1月にはデビュー6周年を迎え、初のベストアルバム「MILE SixTONES -Best Tracks-」をリリース。デビュー当初から「全員センター級」と言われてきた個性の強い6人組だ。
「6」という数字への徹底したこだわり
まず番組のコンセプトが独特だ。
SixTONESは2020年1月22日にデビューし、2026年に6周年を迎えた。『6SixTONES』というタイトルには、「6人のメンバー」「デビュー6周年」「6チャンネル(TBS)」「年6回放送」という4つの「6」が込められている。
SixTONESは番組発表時に「6人で、6周年に、6チャン(TBS)で、視聴率66%狙います!」とコメントしており、この数字へのこだわり方にグループのノリが早くも滲み出ている。
番組の基本フォーマットは、メンバーが「我こそは」と名乗りをあげた豪華芸能人や番組スタッフが考えた「お祝いプラン」で、SixTONESを”はちゃめちゃ”にお祝いするというもの。メンバーには一切台本が与えられず、予測不能なサプライズやロケを通じて6人の素顔と本音を引き出す構成が最大の特徴だ。
なぜTBS初冠なのか——番組が生まれた背景
SixTONESにとってTBSでの冠番組は今回が初めてだ。グループはこれまで日本テレビ・フジテレビ・テレビ朝日での出演実績を積み上げてきたが、TBSとの本格的なタッグは6周年というタイミングで実現した。
TBSが「6チャンネル」であること、デビュー6周年・6人・年6回という「6」の一致は、企画としての説得力を生んでいる。単なる数字合わせではなく、「このタイミングでTBSとやるしかない」という必然性をグループ自身が楽しんでいる空気が、番組全体のテンションに直結している。デビュー6周年という節目に、未開拓だったTBSという新しい舞台で本格的なバラエティに挑む——その意気込みが「視聴率66%狙います!」という言葉に表れている。
第1弾(1月12日)——大泉洋と熱海ロケ&初の韓国旅
記念すべき第1弾のゲストは、大泉洋だ。
SixTONESの6周年と大泉洋の芸能生活30周年が重なる「ダブルアニバーサリー」という縁から実現した顔合わせで、熱海を舞台にした大規模ロケが敢行された。「6人で爆発的な何かを届けたい」という過去の発言をもとに番組が企画したのは、まさかの”大爆発”——冒頭から文字どおりの爆発サプライズでメンバーを迎えるという展開だった。
さらに初回ではSixTONES6人による初の韓国旅も敢行。大泉洋の大泉節が炸裂しながら、SixTONESのリアルな素の反応が次々と引き出された。高地優吾と田中樹は後日インタビューで「韓国ロケで何にも疑問に思わなかった」と明かしており、徹底的に台本なしで進んでいる様子が伝わってくる。
第2弾(3月)——密室に閉じ込めて「誰とも被らないプレゼント」企画
第2弾のコンセプトは、SixTONESを”密室に閉じ込めてお祝いする”というものだった。
仲良し芸能人があらかじめ相談して用意した「誰とも被らないプレゼント」で6人を祝う、というシンプルそうな企画。しかしここでも番組の本領が発揮され、祝われるはずのメンバーがなぜか体を張る展開へと転がっていく。「祝われているのに体を張らされている」というカオスな構図がスタジオを沸かせ、切り抜き動画が多数生まれた回だ。
第3弾(4月29日)——二宮和也と「仲良くなろう旅」
最もSNSでの反響が大きかったのが、この第3弾だ。
ゲストは嵐の二宮和也。京本大我・松村北斗とは過去に面識があったものの、SixTONES全員との共演は意外にも少なく、「実はあまりSixTONESを知らない」という二宮からのお祝いは”仲良くなる旅”というユニークな企画だった。
カメラマンに扮してサプライズ登場した二宮に、SixTONESメンバーが「えええ!?」「ほんとに!?」と素のリアクションを見せる冒頭から、麻布台ヒルズでの食事・敬語禁止チャレンジ・移動車でのイントロクイズ・大縄跳び・BBQと多彩な企画が展開された。
収録後、二宮は自身のXで「SixTONESのジェシー・森本慎太郎・髙地優吾が収録終わりにそのまま自分の家で呑み直した」と投稿。「ニノ先輩優しい」「めちゃめちゃ仲良くなってる」「非公開の続編アツい」とファンの声が殺到した。
なかでも最も話題になったのが、BBQで田中樹が二宮に「嵐はなくならない感覚?」と聞いた場面だ。二宮は「なくならないよ。絶対なくならないよ」と力強く即答。その言葉を聞いたSixTONESメンバーの感慨深げな表情とともに、「嵐はなくならないよの言葉に号泣」「アラスト担として感動しかない」というコメントがSNSに溢れた。
なぜ「昔のジャニ感がある」と言われるのか——考察
ファンがこの番組を「昔のジャニ感がある」と表現する理由を、少し掘り下げてみたい。
■ 台本なし・素の反応・体当たりが久しぶりに見られる
かつてSMAP・嵐・KAT-TUNがゴールデンタイムを席巻していた時代のジャニーズバラエティには、メンバーの素の関係性やリアルなリアクションが滲み出る瞬間が多かった。管理された笑いではなく、グループ内の力関係やいじりが見えるあの空気感だ。「6SixTONES」の台本なし・予測不能な構成は、まさにそのフォーマットを現代に蘇らせたものだとファンは感じている。
■ ゲストとの「先輩後輩」の空気が機能している
大泉洋・二宮和也というゲストの選び方も巧みだ。SixTONESが純粋に「先輩」として接する相手を連れてくることで、普段のライブやドラマでは見られない「後輩としてのSixTONES」が顔を出す。特に二宮回で「敬語禁止チャレンジ」という企画を用意したのは、その緊張感を逆手に取った設計といえる。
■ 6人の関係性が一番ナチュラルに見える場所
SixTONESはデビュー前から一緒に過ごしてきた6人組だ。ドラマやMVではそれぞれのキャラクターに収まる一方、台本なしのバラエティでは6人のフラットな関係性——誰がいじって誰がいじられるか、誰が空気を読んで誰が暴走するか——が自然に出てくる。その「グループの素の空気」が画面から伝わってくることが、切り抜きが拡散する最大の理由だ。
今後の放送スケジュール
『6SixTONES』は年6回の放送が予定されており、第3弾まで終了した時点で残り3回が控えている。TBS系で放送後はTVerでも視聴可能だ。
📝 最新の放送情報はTBS公式サイトおよび番組公式X(@6sixtones_tbs)・Instagram(@6sixtones_tbs)で確認できる。期間限定だがTVerでのアーカイブ配信も早めに確認しておくと、続編をより楽しめる。


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